スコータイ タイの微笑みを感じる街
アユタヤからバスで6時間北上し、着いたのはタイ最初の王朝、スコータイ朝で有名な街スコータイについた。
夕方6時に着き、乗り合いバスで仲良くなったオランダ人の男性とごはんを食べに。
その後、フランス人カップルと食堂で会い、4人で一緒にビールを
飲んだ。
オランダ人の彼は、難民支援の仕事に関わっていて休暇でタイに来ているとのこと。
フランス人カップルは、ちょうど大学を卒業し、アジアを回っているとのことだった。
二人とも理学療法士であるというのが興味深い。
フランスの彼らは、英語が苦手だと言っていたが、頑張って話していた。私もその姿に安心した。なぜなら、今までは欧米人たちと話すときはものすごいスピードで話が展開する様子についていけないからだ。
スペイン語であっても、ネイティブたち同士で普通に話しているのを理解するのは難しい。
話していると、日本人もフランス人も同じような悩みを抱えていた。フランスもネイティブには習わず、フランス語で授業が展開されるようだ。彼らもこれまではテストのための語学だと言っていた。本や映画などの娯楽もすべてフランス語という環境で英語を習得する機会があまりないと。文化的、歴史的理由はあるにしても、英語を習得するのは簡単ではないようだ。
さて、二日目はスコータイの遺跡群を観光した。
スコータイ朝は、アユタヤ朝の後に繁栄したもので戦時下になかった分、遺跡の損傷はさほどない。きれいに舗装された道路や街並み。
この自転車で遺跡内を一日観光。 サドルを何回もきつく締めないと下がってしまった。
巨大な仏像。一般的に仏像は膝を組んで座っている体制が多いが、立っているものを見れた。表情も穏やか。
この橋の中心部にいる犬は遺跡内を案内してくれた。というか、勝手に歩いているのについていっただけ。
珍しい、歩く仏陀。
お坊さんたちもスマホで撮影中。タイでは、男子は最低一度は僧侶にならなければならないため、普通の生活をしていた人がお坊さんになることになる。
夜のスコータイは、連日連夜夏祭り
スコータイ遺跡観光のあと、夜の街を歩いてみた。
すると、何やら騒がしい市角が見えてきた。
そこには、まるで日本の夏祭りのような懐かしい風景。金魚すくいに射的、ビンゴ、屋台など人々が楽しむ様子がとても居心地がよい。店の人たちと片言のタイ語と英語で会話する。 店でごはんを食べれば、おばちゃんが話しかけてくれ、日本のことを話すとごはんをごちそうしてくれる。人々は優しく、まさに微笑みの国、タイ。
バンコクでは、あまり人々の微笑みを感じなかったが、ここスコータイという片田舎でタイのやさしさに触れることができた。
この一日でこの場所が気に入り、もう一晩泊まることにした。
次の朝は、道で売られている小さいバナナにココナッツの実を挟んだお菓子を食べてみた。これで一つ15円くらい。甘いがおいしい。
さらに街を歩くと学校を発見。高校のようで算数の教室と職員室をのぞいてみた。職員室は雑然としているが、まるで日本のものに見えた。