3つの通貨
さあ、ここはどこだろう?
マカオ!!
きれいなポルトガルの街並み
マカオはもともとポルトガル領であり、1997年に中国に返還されている。そのため、街には表記が中国語とポルトガル語で併記されているのだ。さらに、中国元、香港ドル、マカオパタカの3つの通貨が使用できる。非常に面白い街である。
ここには、豪勢なホテルやカジノ、怪しい風俗街などのものがそろっている。
早くカジノで遊んでみたい。しかし、まずは宿探し。宿は現地でとると決めていたため、いろんなところを探し回る。重いバックパックを背負い、ネットがないため人に聞きながら長時間歩き回った。目当てにしていた数件すべて満室であきらめかけていたその時、新華旅店という文字が目に入った。英語でBackpackersと書いてある。宿はクーラーなし、トイレバス共同という条件で、3000円ほど。高いが、ほかの宿と比較すると安い。仕方なくその宿で1晩を明かすのだが、これがのちに後悔することとなる。
なぜなら、窓がなく、クーラーのないマカオは地獄なのだ。暑さに悶えながら寝ることとなった。
2日目夜、タイパという隣の島?にバスで向かった。タイパには巨大なホテルが数件あり、周りに何もない分、建物が恐ろしくそびえたっている。
カジノ潜入!!!
カジノで勝負!
夕方ホテルに戻ると、シャワーを浴びてカジノに向かった。もちろんトライしたいゲームは、大小。深夜特急でも有名なマカオのカジノゲームである。
大小は、サイコロ3つを振って出た目の合計数が小(4~10)か 大(11~17)を当てるゲームである。ぞろ目は親の総取り。
2日間にわたって、複数のカジノでどういう時に勝てるかをプレイヤーの後ろからずっと観察していた。沢木耕太郎も書いていたが、プレイヤーが興奮して、一斉にかけるようにディーラーがコントロールしているのではないかと思えてきた。例えば、大がひたすら続く。続いた後に、誰もが次も大だ!と持ち金をほとんどかけるのである。そこで出るのが小。まんまとだまされるわけである。
私は、リスボアホテルのカジノで1万円ほど換金し挑戦した。
結果は、みるみるうちに負け、30分ほどで0になった。これ以上はかけないと決めていたので、1度も勝たずにかっこ悪く退散。。。
ギャンブルは苦手である。