おそたび

osoの書く世界一周旅ブログ 元青年海外協力隊(ホンジュラス) いろいろな国の様子を生活や教育という視点で書き留めようと思います。

暴走族は健在

ホーチミンの街を歩けば必ず気づくことがある。そして、常に彼らに対して気を遣っていなければならない。視界に入らないことはなく、常にそこらへんをうろうろしている。

 

それは、バイクである。

 

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ホーチミンでは、バイクの多さが尋常じゃない。そして面白いことがある。優先されているのが、バイク>車>歩行者という順なのである。日本なら歩行者優先だが、海外では車優先とはよく言う話だ。なぜなら、車はでかいからである。道路ではでかいやつが強い理論なるものは共通だと思っていたが、ホーチミンでは車がおずおずとバイクの様子を伺いながら走っているのである。

それゆえ、バイクライダーの傍若無人ぶりには笑うしかない。信号無視は朝飯前、歩道を全速力で突っ走る、邪魔な奴には徹底的にクラクション鳴らす、道路逆走 etc...

とにかく、まるで暴走族のような悪行を平気な顔でする。歩行者が横断歩道を渡ろうものなら信号があるにも関わらず全力で歩行者に向かって突進してくる。

この滞在ですでに3回も事故を見た。そのうち1回は、バイク同士の接触でミニスカのお姉ちゃんが足を怪我したようでわんわん大泣きして周囲の人を集めていた。

歩道も突っ走る。

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私は学生時代はバイク2台をずっと所有しているくらい好きでだったが、ここでは絶対に乗りたくないと確信した。事故るリスクと不利になると非は認めない、お金を巻き上げるベトナム人という恐ろしい条件はお金を払われても乗りたくない。

 

3日もいれば大体、横断歩道などは慣れてしまうが、常に道路をわたるのがストレスなのだ。

 

そんなべトナムでは、車に高い関税がかけられており、市民は車をよほどの金がないと買うことができないようだ。そのため、バイクがたくさん流通してるってわけ。

 

都会の喧騒に疲れた時は、このサイゴン川沿いでビールを飲んでいた。風がとても気持ちいい。

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