キリングフィールド
前回に引き続き、ポルポト政権時代の最悪の処刑場キリングフィールドを訪れた。
市内からバイクタクシーに乗って30分程度で着ける場所にある。
このタクシー交渉もなかなか大変だったが、最終的に往復10ドルの料金だった。
キリングフィールド内では、6ドルを支払い日本語のオーディオとチケットをもらう。
まず、外から見えるほどの慰霊塔が中央にある。
この中には、無数の骸骨が置かれている。すべて虐殺された人々の跡である。
このように、先日書いた記事の拷問所からトラックで連れてこられ、処刑されていった人々。
この木は、鋭い樹皮を持っておりこれを使って首を切っていたといわれる。
ほかにもたくさんの残虐な処刑のあった場を見たが、どれも言葉に詰まるような光景が目に浮かんだ。
カンボジアは、東南アジアでも発展が遅れているといわれている。その原因の一つには、ポルポト政権時代に未来の人材を育てる優秀な人材(教師や医者等)が処刑されたからではないかと考えられる。
過去のことも未来のことも、とても考えさせられた1日だった。
バイクタクシーのおじさん。交渉したけど結局すごくいい人だった。
いい笑顔!
あと、プノンペンで最も平和な場所だと思うところ。(王宮前)
もう、カンボジアは同じ過ちは繰り返さないだろうなとこの光景を見ながら思う。